top of page

「職員室の午後」へ寄せられたコメント

北見さんは、いつも一見の人。一見、優しい父親であったり、一見、強面のアチラの方であったり、一見、何でも聞いてくれるマスターであったり…でも、私はどうもこうした一見たちの真ん中にあるものを未だに目にしたことがない。時々、らしき手応えを感じても、やはりいつもすり抜けられてしまっている。だから、少し怖いのだ。何をするのか、北見さんに見えないから。ただ、ひとつだけ間違いないことがある。北見さんは約束を必ず守る人だと言うこと。そして、よくいるオヤジたちのようには、具体的な言葉で人を責めないことだろうか。

長谷川さんの、あの独特な世界を、北見さんがどのように演出されるのか、まったく見当がつかない。約束を今度は誰のために守り、演出となると具体的な言葉で指示されるのか、どうなのだろう。第3職員室に、その午後に、北見さんは何をしようとしているのか、観て確かめるよりほか、ない。北見さんが舞台を作り上げている間、私はアマゾンの巨大な流れに身をまかせながら、答えを楽しみに待っている。

 

TVプロデューサー 天野裕士

 

 

 

 

 

俳優ではなく、演出家としての北見さんの力量は、初めてなので正直わかりません。 でも北見さんは僕の事をよく褒めてくれるので、間違いなく素晴らしい演出家であると思います。 出演者も、日頃から北見さんが『優秀だ。』と言っている方々が勢揃いしているので、とても楽しみです。

 

松尾諭

 

 

 

 

役者のイメージが強い北見さんが、なぜ芝居の演出をするのだろうか。それを確かめるために私はこの芝居を観に行きます。北見さんの演技と人に魅了されている私は、また新しい北見さんを発見するだろうという思いに期待を寄せて。

 

映画監督 竹馬靖具

2014年公開予定『蜃気楼の舟』

bottom of page